Staff Interview

食へのこだわりを大切にしながら
新たな取り組みにもチャレンジ

副施設長 2006年入職

三浦

キャリアを重ねて副施設長へ

大和会に入職する前は、多摩市の違う施設で栄養士として働いていました。そこで実務経験を積み、管理栄養士の資格を取得。2006年に愛生苑へ入職し、管理栄養士をしていたのですが、この度2022年9月に新設した「新宿和光園」の副施設長に着任しました。
最初に「副施設長を任せる」と言われたときは驚きましたが、やってみたいという気持ちが強かったです。現在、大和会には若い管理栄養士が入ってきており、盛り付けのアイディアや着眼点など、私くらいの年代の管理栄養士にないものをもっていると感じました。そういったものを施設に取り入れていくため、私がサポートに回って若い人に現場を任せた方がうまくいくのでは、という思いがありましたので、思い切って決断しました。

初めてのことばかりの施設運営

新宿和光園は、大和会としては初の多摩エリア外に開設する施設です。和光園や愛生苑は比較的近い場所にあり、何か困ったことがあればお互いに助け合うことができました。今回の施設は少し距離が離れるため、不安がないといえば嘘になります。
また、愛生苑や和光園はワンフロアで入居者様が一緒に過ごす従来型の特別養護老人ホームですが、新宿和光園はユニット型の施設です。これまで愛生苑や和光園で働いていたスタッフたちも、介護のやり方が異なるため、どうしたら利用者様によりよいケアが提供できるかを介護職員同士で話し合いながら進めている状態です。

本当に良いものだけを利用者様に

新施設立ち上げに伴い、内装や設備の部分にも携わらせていただきました。新宿和光園がもっとも力を入れていきたいところは「食事」です。今回、管理栄養士の立場で少しわがままを言って、スチームコンベクションオーブンや真空調理器、自動調理ができる機械など、ほかの施設にはないような設備を入れてもらいました。職員たちにも、「自分が食べたいものを利用者様にも提供しよう」という話を常々しています。
これまで大和会が培ってきた「食」に対するこだわりを大切にしながら、食事をおいしく食べるための摂食・嚥下機能訓練を絡めるなど、ほかの施設にはない取り組みにも積極的にチャレンジしていきたいと思います。